あなたは、仮想通貨X(Xマーケットプレイス)について以下のような疑問はありませんか?
この記事では、上記のような悩みについてお答えしていきます。
2023年の7月に、有名なSNS「Twitter」は、「X」という新しい名前に変わりました。このリブランディング(ブランド名の変更)は、Twitterを買収し、CEOになったイーロン・マスク氏によるものです。
イーロン・マスク氏は、DOGE(ドージコイン)をはじめとする仮想通貨、特に「ミームコイン」の大ファンで知られていて、その影響を受けて、新たに仮想通貨X(Xマーケットプレイス)が注目を集め、投機の対象になっています。
仮想通貨Xは、その名前がイーロン・マスク氏がCEOを務める新Twitterの名前「X」と一致していることから、さらに注目が集まっています。
そこで今回は、X(Xマーケットプレイス)とはどのような仮想通貨なのかや、その特徴、将来性、取引所での買い方(購入手順)についてわかりやすく解説していきます。
仮想通貨X(Xマーケットプレイス)がドージコイン(DOGE)のような成功を収める可能性も一部で指摘されていますので、ぜひ本記事で仮想通貨X(Xマーケットプレイス)について知っておきましょう。
X(Xマーケットプレイス)とは?
名称 | X |
ティッカー | X |
コントラクトアドレス | 0x7f3141c4d6b047fb930991b450f1ed996a51cb26 (ERC-20) |
取扱取引所 | SushiSwap |
公式ツイッター | @Xdotxyz |
公式サイト | https://x.xyz/thankyou |
仮想通貨X(Xマーケットプレイス)とは、一言で言うと、分散型NFTマーケットプレイスが発行する独自トークンです。「分散型」とは、中央の管理者や会社ではなく、多くのユーザーが一緒に管理・運営するという意味です。
仮想通貨X(Xマーケットプレイス)の運営は、「X DAO」という分散型自律組織が行います。
また、Xマーケットプレイスは、仮想通貨Xの他にも「veX」という名前のガバナンストークンが発行されており、Xの運営に関する投票を行うことができます。ただし、「veX」は「X」トークンを保有しステーキング(保有して預けておくこと)により手に入りますので、元になる重要なトークンは仮想通貨「X」だといえるでしょう。
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X(Xマーケットプレイス)の特徴は?
では、仮想通貨XのNFTマーケットプレイスは、他のNFTマーケットプレイスとどう違うのでしょうか?以下の3点がありますので、簡単に解説します。
「X」の特徴①分散化
1つ目は「分散化」です。仮想通貨X(Xマーケットプレイス)は、NFTの出品や取引など全てがユーザーによって行われていて、特定の運営が存在する中央集権型ではないため、誰かがXマーケットプレイスの取引を強制的に終了させることはできません。この自由度と安定感が、X(Xマーケットプレイス)の魅力と言えるでしょう。
「X」の特徴②クロスチェーン互換性
2つ目は「クロスチェーン互換性」です。これは、仮想通貨X(Xマーケットプレイス)がいくつかの異なるブロックチェーン(例えば、イーサリアムやFantomなど)と統合していることを指します。これにより、ユーザーは自分の好きなチェーンを選び、NFTの取引を行うことができるという自由度の高さが魅力です。
「X」の特徴③コミュニティが所有権を持つ
3つ目は「コミュニティの所有権」です。仮想通貨X(Xマーケットプレイス)はDAOであり、プロジェクトの運営はユーザー自身が行います。Xトークンを保有しているユーザーはガバナンストークン「veX」を得ることができます。このveXを持つことで、Xの運営方針や将来ついて投票し、決定する権利を持っています。
この「コミュニティが所有権を持つ」という特徴は仮想通貨の世界ではめずらしくありませんが、ほかのNFTマーケットプレイスの多くは「運営が所有権を持つ形」のためコミュニティの自由度が低いので、コミュニティ中心であることは、仮想通貨X(Xマーケットプレイス)大きな特徴です。
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X(Xマーケットプレイス)の将来性は?
結論、仮想通貨X(Xマーケットプレイス)の将来性は「投資対象としては低い」が「投機対象としては高い」といえます。
仮想通貨Xは「投資対象としての将来性は低い」
その理由としては、2023年の5月に、仮想通貨仮想通貨X(Xマーケットプレイス)は大きな決断をしました。それは、Xマーケットプレイスを閉鎖し、仮想通貨Xを持つ人にプロジェクトの口座残高の現金を返金するという決定です。
さらに、仮想通貨X(Xマーケットプレイス)は、NFTマーケットプレイスのシステム(コードなど)を公開し、誰でもそれを使って新しいマーケットプレイスを作れるようにするという方針を示しました。
では、なぜXはこんな決断をしたのかというと、仮想通貨X(Xマーケットプレイス)はビジネス的に失敗したといえるからです。
仮想通貨X(Xマーケットプレイス)の運営チームは、Xのマーケットプレイスが提供する価値と市場の需要がうまく一致しなかったと説明しています。NFTマーケットプレイスがスムーズに機能するためには、十分な取引量が行われる必要があります。これを「流動性」があるといいますが、Xのマーケットプレイスはこの流動性を十分に確保することができませんでした。
そこで仮想通貨X(Xマーケットプレイス)の運営チームは、プロジェクトの口座に残っていた資金(約95万ドル相当)をXトークンの所有者たちに分配することにしました。
ですので、事実上、仮想通貨X(Xマーケットプレイス)のプロジェクトとしての動きは終了しており、このまま新たな動きがなければ、「Xには投資対象としての価値は低い」といえます。
仮想通貨Xは「投機対象としての将来性は高い」
ツイッターが「X」という名前に変わりました。このニュースは2023年7月24日に大きな話題となりました。名称変更の理由としては、有名な実業家でテスラやスペースXのCEO、そして最近ではツイッターを買収してオーナーとなったイーロン・マスク氏の決断です。
これに伴い、X(Xマーケットプレイス)はなぜか投機対象として注目されており、プロジェクト終了後も、価格を急騰させています。
もともとイーロン・マスク氏は、ドージコインのようなミームコイン(ジョークをテーマにした仮想通貨)に非常に興味を持っていることで知られています。またイーロン・マスク氏はとてつもない影響力を誇っており、彼のツイート一つで、ドージコインの価格が急上昇したことも過去にありました。
今後、仮想通貨に詳しいアナリストの中には、「X」という名前の仮想通貨をX(旧Twitter)上で取引できるようにするのではないかという見通しもあります。
実際、X(旧Twitter)に取り入れられた仮想通貨の価格は上がるかもしれません。多くの人が「X」を使うため、X(旧Twitter)で仮想通貨が使えるようになれば、その通貨の需要が増える可能性があるからです。一部の専門家やアナリストは、このようなシナリオが今後数カ月以内に起こるかもしれないと見ています。
しかし、その仮想通貨は「X」という名称かもしれませんが、X(Xマーケットプレイス)とは関係がない可能性もあります。
しかしイーロン・マスク氏は非常に気まぐれな性格なので、何が起こるかはわからず、X(Xマーケットプレイス)の大化けを期待するトレーダーからの投機対象となっています。
イーロン・マスク氏はDOGEをテスラの決済手段に採用した過去も
イーロン・マスク氏がCEOを務める電気自動車大手テスラ社は、すでにドージコイン(DOGE)を使用した支払いを受け入れています。つまり、人々がテスラの店舗で商品を購入する際に、ドージコインで支払うことができるのです。
もともと、ドージコインはただのミームコインですのでテスラ社と何の関係もなく、ドージコインの採用は単なるイーロン・マスク氏の「気まぐれ」です。
クリプトモンという会社の最高マーケティング責任者、トマー・ヌニ氏は、ツイッター(現在は「X」)の広告主たちが、将来的に自分たちの広告費やツイッターでの他の費用をドージコイン(DOGE)で支払えるようにするかもしれない、と述べています。
これはまだ確定的な事実ではなく、ヌニ氏の推測に過ぎませんが、イーロン・マスク氏が「Twitter」→「X」という名称に変更したことを考えると、マスク氏がX(旧Twitter)上でドージコインはもちろん、仮想通貨Xをサポート(導入)する可能性は十分にあるでしょう。
もし仮想通貨Xが広告費などの支払いに使われるようになると、仮想通貨Xの需要と価値が増す可能性があるでしょう。
X(Xマーケットプレイス)は、そのように期待される仮想通貨の1つとなっています。
X(Xマーケットプレイス)の価格チャート推移
X(Xマーケットプレイス)の価格チャート推移は以下のとおりです。
2022年(X/米ドル)
2023年1月~現在(X/米ドル)
2023年に入ってから投機対象として注目され、最大上昇幅は約10倍となっています。
X(Xマーケットプレイス)の買い方、取引所での購入方法
X(Xマーケットプレイス)のもっとも楽な買い方は、以下のステップとなります。
順番に解説します。
買い方手順①コインチェックでイーサリアムを買う
X(Xマーケットプレイス)は、イーサリアム(ETH)を経由して購入することになるため、仮想通貨取引所でETHを入手しましょう。
ETHが購入できるコインチェック(Coincheck)の登録がお済みでない方は、以下より口座開設を先に済ませます。
上記で口座開設と、コインチェックへの日本円の入金を済ませたら、コインチェックでETHを購入します。
コインチェックにログイン後、①販売所をクリック、②ETHを選択、③購入するXRP量を入力、④購入するをクリックしてください。
買い方手順②メタマスクにイーサリアムを送る
次に、メタマスク(MetaMask)ウォレットへイーサリアムを送金します。
OpenSeaではメタマスクを接続してNFTを購入する形になるため、まだメタマスクをお持ちでない方は「chrome ウェブストア|MetaMask」よりGoogleクロームにメタマスクをインストールしましょう。
次に、コインチェックにログインし、「暗号資産の送金」をクリックします。続けて「送金する通貨」「送金先」「送金目的」「送金額」などを入力していきます。完了したら、最後に「次へ」を押しましょう。
なお、上の画像の「送金先」には、以下の画像のメタマスクの赤枠部分を押してコピーできるウォレットアドレスを入力してください。
買い方手順③メタマスクでETHをWETHに交換する
メタマスクに送ったETHをWETHに交換します。以下の赤枠「スワップ」を押しましょう。
以下の「トークンを…」と表示される部分をクリックしましょう。
次の赤枠部分にあるWETH(Wrapped Ether)を選択してください。もし表示されない場合は、検索窓に「WETH」と入力すると表示されます。
最後に以下の画面で、赤枠部分にETH→WETHに交換する量を入力します。
「スワップ」をクリックすれば、X(Xマーケットプレイス)を購入するためのWETHの入手は完了です。
買い方手順④Uniswap(ユニスワップ)でETHをX(Xマーケットプレイス)に交換する
SushiSwapにアクセスして、X(Xマーケットプレイス)を購入します。
以下の赤枠部分にX(Xマーケットプレイス)の固有の文字列であるコントラクトアドレス「0x7f3141c4d6b047fb930991b450f1ed996a51cb26」を入力して検索しましょう。
次に、以下の赤枠部分の「Connect Wallet」をクリックしてメタマスクをSushiSwapと接続しましょう。
メタマスクをコネクトしたら、通貨選択で、以下の画面の①に「WETH」を、②に「X」を選択します。③で交換する数量を入力したら、最後に④をクリックしてSwap(交換)しましょう。
以上で、仮想通貨X(Xマーケットプレイス)の購入は完了です!
X(Xマーケットプレイス)まとめ
今回はX(Xマーケットプレイス)とはどのような仮想通貨なのかや、特徴、将来性、取引所での買い方について解説してきました。
X(Xマーケットプレイス)のもっとも楽な買い方は、以下のステップとなります。
最後にまとめると、仮想通貨X(Xマーケットプレイス)とは、仮想通貨の一つで、ビットコインやイーサリアムと同様、仮想通貨取引所を通じて交換や取引が可能です。
しかしもっとも大きな違いは、テスラやスペースXのCEOであるイーロン・マスク氏が関与する可能性があることで、X(Xマーケットプレイス)は投機の対象になり、その価格が上がる可能性があると期待されていることです。
イーロン・マスク氏は、彼のツイート一つで仮想通貨市場を揺るがせるほどの影響力を持つ人物です。
そのため今後の仮想通貨X(Xマーケットプレイス)の価格が上昇するシナリオとしては、彼が新しくCEOになったX(旧ツイッター)にXを導入したり、そこまでいかなくてもイーロン・マスク氏が仮想通貨Xに言及したりすれば、価格は上昇する可能性があります。
これらのシナリオはあくまで可能性の一つであり、確定的なものではありませんが、すでに仮想通貨X(Xマーケットプレイス)をめぐって投資家間でさまざまな憶測が飛び交っているため、今後の展開に注目していきましょう!
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