- 海外の大手取引所MEXCとバイビット(bybit)はどっちがおすすめ?
- MEXCとバイビット(bybit)の違いや比較が知りたい
- バイビット(bybit)が本人確認(KYC)が必須になったけど、乗り換え先としてはMEXCが最適って本当?
2023年5月より、定番の海外仮想通貨取引所バイビット(bybit)の本人確認(KYC)が必須となりました。
本人確認(KYC)とは、取引所に本人確認書類を提出することですが、個人情報の提出が必要ですので、プライバシー的に不安を感じている方も少なくありません。
また、本人確認手続きには10分程度の時間がかかるので、面倒に感じる方も多いです。
このバイビット(bybit)の本人確認(KYC)は回避する方法がないため、bybitからの「乗り換え先」を探している方も多いでしょう。
そこで今回は、乗り換え先の有力候補であるMEXCを解説し、MEXCとバイビット(bybit)の違いを徹底的に比較しました。
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結論として、bybitは信頼性の高い取引所ですので、本人確認(KYC)をおこなうのに抵抗がない方は、bybitへの登録おすすめです。逆に、少しでもKYCに抵抗がある方は、同様にトップクラスの信頼性があり、取り扱い銘柄が最大級のMEXCの登録がおすすめと言えます。
MEXC vs バイビット(bybit)の違い【比較表】
MEXC | bybit | |
取扱通貨数 | 1568銘柄 1865通貨ペア | 371銘柄 557 通貨ペア |
手数料 | 0.000%~0.200% | 現物 0.1% Maker 0.000% Taker 0.060% |
最大レバレッジ | 125倍 | 100倍 |
ユーザー数 | 600万人以上 | 500万人以上 |
本人確認(KYC) | 不要 | 必須(2023年5月~) |
ゼロカット制度 | ○ | ○ |
日本語対応 | ○ | ○ |
スマホアプリ | ○ | ○ |
設立 | 2018年 | 2018年 |
公式サイト | https://www.mexc.com/ | https://www.bybit.com/ |
上の表は、仮想通貨取引所MEXCとバイビット(bybit)の違いをまとめたものです。それぞれの項目を詳しく解説します。
MEXCとbybitの違い①取扱通貨数
MEXCでは、1568銘柄の仮想通貨が取り扱われています。これに対して、バイビット(bybit)では371銘柄の仮想通貨が取り扱われています。MEXCの方が取扱通貨数が多く、特に今旬の新しいアルトコインを取引したい方は、MEXCをメインの取引所に統一しておくと便利です。
- MEXCのメリット:取扱通貨数が多いので、ほぼすべての仮想通貨を取引できて非常に快適です。投資チャンスが増えるほか、リスク分散も図りやすくなります。
- バイビット(bybit)メリット:バイビット(bybit)は取扱通貨数が比較的厳選されているため、およそ話題になっている仮想通貨はバイビット(bybit)をみておけば問題ないのも事実です。情報収集や分析が複雑になりにくい絞られたラインナップはメリットです。
MEXCとbybitの違い②取引手数料
MEXCの手数料は、0.000%~0.200%の範囲です。バイビット(bybit)の手数料は、現物取引では0.1%です。取引手数料については、銘柄や取引の形式によって、それぞれメリット、デメリットがあります。
- MEXCのメリット:MEXCは頻繁にキャンペーンで手数料無料などの大幅割引がおこなわれるので、取引コストを抑えられます。また通常でも0.2%以下なので十分に安い手数料です。
- バイビット(bybit)のメリット:通常で0.1%の取引手数料は非常に安いです。安定した取引コストでトレードしたい方は、バイビット(bybit)でもよいでしょう。
MEXCとbybitの違い③最大レバレッジ
MEXCでは最大レバレッジが125倍、一方でバイビット(bybit)では100倍です。より高いレバレッジを活用したい場合は、MEXCの方が適していますが、リスクも高まるため注意が必要です。
- MEXCのメリット:最大レバレッジが高く、さらに値動きの激しいアルトコインの取り扱いも豊富ですので、少ない資金で大きな利益が上がる可能性が高いです。
- バイビット(bybit)のメリット:MEXCよりわずかに最大レバレッジは低いですが、100倍以上のレバレッジが使える時点で、実用性としては遜色がありません。バイビット(bybit)でも十分にハイリターンを狙う取引が可能です。
MEXCとbybitの違い④ユーザー数
MEXCには600万人以上のユーザーがいるのに対して、バイビット(bybit)には500万人以上のユーザーがいます。両取引所とも多くのユーザーが利用していますが、MEXCの方が若干多くのユーザーが利用しています。どちらも大手取引所であり、信頼できます。
- MEXCのメリット:ユーザー数がバイビット(bybit)よりも多いです。日本人に有名なバイビット(bybit)よりも知名度では劣るものの、実体としての信頼性や規模は遜色がありません。
- バイビット(bybit)のメリット:ユーザー数ではMEXCに劣りますが、日本人ユーザーが多いです。そのため、日本人スタッフによるカスタマーサポートに定評があり、問い合わせた際に安心感があるのがメリットです。
MEXCとbybitの違い⑤本人確認(KYC)の有無
MEXCでは本人確認(KYC)が不要ですが、バイビット(bybit)では2023年5月以降は本人確認(KYC)が必須となります。プライバシーに配慮したい場合や手続きを簡素化したい場合は、MEXCの方が適しています。
- MEXCのメリット:個人情報をまったく提出する必要がないため、「海外取引所に個人情報を教えたくない」という方もプライバシーが守られます。また、本人確認手続きには10分程度の時間がかかりますが、MEXCなら面倒な10分の手続きを避けられます。
- バイビット(bybit)のメリット:本人確認(KYC)が必須になったのはデメリットですが、バイビット(bybit)が法令に従って運営されている結果ですので、今後も安心してサービスを使い続けられる取引所へ成長している証拠といえます。
ちなみに、以前からバイビット(bybit)に登録・利用してきたユーザーも本人確認(KYC)が2023年5月より必須となりますので、手続きをしないと取引が停止されます。
どうしても本人確認をしたくない方は、MEXCへの乗り換えがおすすめです。
MEXCとバイビット(bybit)のメリット、デメリット、使い方
MEXCとバイビット(bybit)のそれぞれのメリット、デメリット詳細についてみていきましょう。
MEXC(MXC)のメリット・デメリット
MEXCの概要 | |
取扱通貨数 | 1568銘柄 1865通貨ペア |
手数料 | 0.000%~0.200% |
最大レバレッジ | 125倍 |
ユーザー数 | 600万人以上 |
本人確認(KYC) | 不要 |
ゼロカット制度 | ○ |
日本語対応 | ○ |
スマホアプリ | ○ |
設立 | 2018年(シンガポール) |
MEXC(MXC)の最大の特徴は、取り扱い通貨数が約1,500銘柄と圧倒的なラインナップであることです。
また、ユーザー数は600万以上でIEOの取り扱いもあり、信頼性を含めた総合力の高い定番の海外取引所となっています。
- 1568種類の圧倒の仮想通貨の取り扱い数
- MEXCが発行する「MXトークン」保有で手数料の割引が受けられる
- 有望なアルトコインの上場が早いので、将来Binanceなどに上場して値上がりする銘柄の発掘に便利
- 日本語表記にも対応
- 取引手数料0.2%は海外取引所では平凡
MEXCの使い方【図解】
MEXCをはじめて使う場合の手順は、以下のステップです。
順番に解説します。
使い方手順①コインチェックでXRPを買う
MEXCは、送金手数料の安い仮想通貨XRP(リップル)を経由して入金すると節約になります。
XRPが購入できるコインチェック(Coincheck)の登録がお済みでない方は、以下より口座開設を先に済ませます。
上記で口座開設と、コインチェックへの日本円の入金を済ませたら、コインチェックでXRPを購入します。
コインチェックにログイン後、①販売所をクリック、②XRPを選択、③購入するXRP量を入力、④購入するをクリックしてください。
使い方手順②MEXCにXRPを送る
次に、海外取引所MEXCへXRPを送金します。
まだMEXCの口座をお持ちでない方はMEXC公式サイトより開設しておきましょう。
次に、コインチェックにログインし、「暗号資産の送金」をクリックします。続けて「送金する通貨」「送金先」「送金目的」「送金額」などを入力していきます。完了したら、最後に「次へ」を押しましょう。
なお、上の画像の「送金先」には、MEXCの入金アドレスをコピー&ペーストで入力してください。
MEXCの入金アドレスを取得するには、MEXCにログインします。
そして、①ウォレット、②概要をクリックしてください。
以下の画面で、検索窓に入金したい通貨の「XRP」を入力するか、画面をスクロールしてXRPを探します。入金したい通貨が見つかったら「入金」をクリックしましょう。
次の画面で、「トークンの詳細」が入金したい通貨になっていることを確認し、「利用可能なネットワーク」を選びます。「入金アドレス」に文字列が表示されます。これをコピーしてコインチェックの「送金先」にペーストします。
なお、XRPの送金のみ上記画面の「メモ(Memo)」の入力も必要になるため、合わせてコピーしておきます。
使い方手順③MEXCで取引をはじめる
MEXCで画面上部の「市場」をクリックし、以下の画面の「暗号資産/ETF/先物を検索する」の検索窓で通貨ペアを探し、取引をはじめましょう。
以上で、MEXCですぐにお好みの仮想通貨の取引をはじめられます。
バイビット(bybit)のメリット・デメリット
bybitの概要 | |
取扱通貨数 | 371銘柄 557 通貨ペア |
手数料 | 現物 0.1% Maker 0.000% Taker 0.060% |
最大レバレッジ | 100倍 |
ユーザー数 | 500万人以上 |
本人確認(KYC) | 必須(2023年5月~) |
ゼロカット制度 | ○ |
日本語対応 | ○ |
スマホアプリ | ○ |
設立 | 2018年(シンガポール) |
bybit(バイビット)の最大の特徴は、総合力の高さです。「信頼性」「手数料の安さ」「最大レバレッジ」「取り扱い通貨数」のどの項目をみても死角はありません。
- 迷ったらbybitだけ1本で海外取引所は完結させられる
- レバレッジ取引に強く、短期トレードの定番
- 最近は現物取引も強く、350銘柄以上が上場している
- 取引手数料がやすく、Makerは0.000%と手数料が無料
- 入出金手数料が無料
- 2023年5月より本人確認(KYC)が必須になった
バイビット(bybit)の使い方【図解】
バイビット(bybit)をはじめて使う場合の手順は、以下の3ステップです。
順番に解説します。
使い方手順①コインチェックでXRPを買う
バイビット(bybit)への入金は、送金手数料の安い仮想通貨XRP(リップル)を経由して購入すると節約になります。
XRPが購入できるコインチェック(Coincheck)の登録がお済みでない方は、以下より口座開設を先に済ませます。
使い方手順②バイビット(bybit)にXRPを送る
次に、海外取引所バイビット(bybit)へXRPを送金します。
まだバイビット(bybit)の口座をお持ちでない方はbybit公式サイトより開設しておきましょう。
次に、コインチェックにログインし、「暗号資産の送金」をクリックします。続けて「送金する通貨」「送金先」「送金目的」「送金額」などを入力していきます。完了したら、最後に「次へ」を押しましょう。
なお、上の画像の「送金先」には、バイビット(bybit)の入金アドレスをコピー&ペーストで入力してください。
バイビット(bybit)の入金アドレスを取得するには、bybitにログインします。
そして、①資産、②入金をクリックしてください。新たに表示される画面で、③入金したい通貨を選ぶで「XRP」を選択、④入金先アドレスの「コピー」をクリックしましょう。
使い方手順③本人確認(KYC)を済ませる
バイビット(bybit)のトップページの右上の「人マーク」をクリックし、さらに「アカウント&セキュリティ」をクリックしましょう。
すると以下の画面になりますので、「本人確認(KYC)を行う」ボタンを押してください。
さらに以下の画面で、LV1の「本人確認(KYC)を行う」を選びます。2023年5月より、バイビット(bybit)ではLV1のKYCが取引の必須となります。
あとは、画面の簡単な指示にしたがって本人確認を完了させましょう。
使い方手順④バイビット(bybit)で取引をはじめる
バイビット(bybit)で画面上部の「通貨を探す」で通貨ペアを探して、取引をはじめましょう。
以上で、bybitですぐにお好みの仮想通貨の取引をはじめられます。
MEXCとバイビット(bybit)の違い、比較まとめ
今回はMEXCとバイビット(bybit)はそれぞれどのように違うのかの比較や、取引所のメリット、デメリット、使い方について解説していきました。
最後に、MEXCとバイビット(bybit)の違いの比較表をおさらいしておきましょう。
MEXC | bybit | |
取扱通貨数 | 1568銘柄 1865通貨ペア | 371銘柄 557 通貨ペア |
手数料 | 0.000%~0.200% | 現物 0.1% Maker 0.000% Taker 0.060% |
最大レバレッジ | 125倍 | 100倍 |
ユーザー数 | 600万人以上 | 500万人以上 |
本人確認(KYC) | 不要 | 必須(2023年5月~) |
ゼロカット制度 | ○ | ○ |
日本語対応 | ○ | ○ |
スマホアプリ | ○ | ○ |
設立 | 2018年 | 2018年 |
公式サイト | https://www.mexc.com/ | https://www.bybit.com/ |
結論として、bybitは信頼性の高い取引所ですので、本人確認(KYC)をおこなうのに抵抗がない方は、bybitへの登録おすすめです。逆に、少しでもKYCに抵抗がある方は、同様にトップクラスの信頼性があり、取り扱い銘柄が最大級のMEXCの登録がおすすめと言えます。
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