あなたは、仮想通貨バンドプロトコル(Band Protocol/BAND)について以下のような疑問はありませんか?
この記事では、上記のような悩みについてお答えしていきます。
バンドプロトコル(BAND)は、仮想通貨(ブロックチェーン)と現実世界とをつなぐ「橋渡し役」として、現在注目を浴びているプロジェクトです。
次世代の仮想通貨時代の成長には不可欠ですので、重要性が高まる一方の仮想通貨と言われています。
需要を見越して、Google Cloudもバンドプロトコル(BAND)と提携していますし、世界最大の仮想通貨取引所として権威あるバイナンスもBANDに投資しているんです。
そこで今回は、バンドプロトコル(BAND)とはどのような仮想通貨なのかや、その特徴、将来性、取引所での買い方(購入手順)についてわかりやすく解説していきます。
バンドプロトコルは今後見逃せない仮想通貨プロジェクトなので、ぜひチェックしていきましょう。
仮想通貨バンドプロトコル(Band Protocol/BAND)とは?
名称 | Band Protocol |
ティッカー | BAND |
特徴 | 分散型オラクルの独自トークン |
取扱取引所 | Gate.io |
公式ツイッター | @BandProtocol |
公式サイト | https://bandprotocol.com/ |
バンドプロトコル(BAND)とは、ブロックチェーンと現実世界のデータをつなげ、橋渡し役となる仕組み「オラクル」を提供する仮想通貨プラットフォームです。
前提として、ブロックチェーンは、信頼性と透明性がありますが、ある種「閉鎖的なシステム」です。
逆にいうと、外部の現実世界のデータをブロックチェーンや仮想通貨に直接取り入れることができません。
しかし、現実世界のデータは多くの場合、分散型アプリケーション(DApps/仮想通貨を使ったアプリ)の動作に必要とされます。
ここで必要となるのがバンドプロトコル(BAND)のような「オラクル」です。
バンドプロトコル(BAND)のオラクルは、仮想通貨と現実世界の間のブリッジとして、ブロックチェーンに信頼できるデータを入力する役割を果たします。
ちなみに、バンドプロトコル(BAND)は、2019年にイーサリアムのプロジェクトとして始まり、後にCosmosネットワークに移行したという経緯があります。
バンドプロトコル(BAND)の具体的な活用ケースはDAppsへの導入
バンドプロトコル(BAND)を利用することで、DAppsに対して、例えばスポーツの試合結果や天気、金融市場のデータなど、様々な「現実世界のデータ」を入力することが可能になります。
例えば、DAppsの開発者が「サッカーの試合結果に基づいて仮想通貨の賭けを行うDApps」を作りたいとします。
しかし、ブロックチェーン自体は外部の情報、つまりサッカーの試合結果を自分で知ることはできません。
そこでバンドプロトコル(BAND)は、サッカーの試合結果という実世界の情報をブロックチェーンに伝える役割を果たす、というのが期待される用途の1つのケースです。
ただ、ここで重要なのが、誰からもその情報を不正に操作できないという「信頼性」なんですね。そうでなければ、サッカーの試合結果を不正に操作して、賭けに勝つことができてしまいます。
そこでバンドプロトコル(BAND)は、1つの中央機関に依存するのではなく、多くの異なる情報提供者から情報を収集します。
中央集権的な機関や一点に集中したシステムを持たないことで、信頼性と安全性を確保しているため、「分散型オラクル」と呼ばれているのです。
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バンドプロトコル(Band Protocol/BAND)の特徴は?
さて、バンドプロトコル(BAND)の主な特徴を以下のポイントにまとめましたので、順番に解説していきます。
DPosコンセンサスアルゴリズムを採用
バンドプロトコル(BAND)は、DPos(Delegated Proof of Stake)と呼ばれるコンセンサスアルゴリズムを採用しています。
コンセンサスアルゴリズムとは、仮想通貨が意思決定をおこなうためのシステムや仕組みのようなもので、バンドプロトコル(BAND)はDPosを採用することで以下のようなメリットを実現しています。
バンドプロトコル(BAND)に最適なアルゴリズムが考慮されたうえで、結果としてDPosが選ばれています。
Cosmos上で稼働
バンドプロトコル(BAND)は、「BandChain」という独自ブロックチェーンを使っています。
そのBandChainは、CosmosというSDK(ソフトウェア開発キット)に基づいて設計されています。
Cosmos SDKは非常に柔軟性があり、ブロックチェーンの様々な機能をカスタマイズすることができます。これにより、バンドプロトコル(BAND)は、データを安全に確認し、転送するために特別に設計されたBandChainを作ることができました。
100%のオープンソースプロトコルとして開発
バンドプロトコル(BAND)は100%のオープンソースプロトコルとして開発されています。
つまり、バンドプロトコル(BAND)のソフトウェアの全てのソースコードが公開され、誰でも自由にアクセスし、使用し、修正し、再配布することができるということを意味します。
このオープンソースという特徴は、いくつかのメリットがあります。
また、バンドプロトコル(BAND)はオープンソースですので、開発者やユーザーの間に活発なコミュニティを形成しやすいメリットもありますね。
仮想通貨BANDの今後の価格面からも、コミュニティの成長のしやすさは重要です。
あらゆるブロックチェーンと互換性がある
バンドプロトコル(BAND)は、さまざまなブロックチェーン上で使えるオラクルを提供しています。
あらゆる仮想通貨に対応することで、「分散型オラクルならバンドプロトコル」を選んでおけば間違いないという立ち位置を目指しています。
これを可能としているのが、柔軟性の高いBandChainです。
BandChainは、仮想通貨にデータを供給することで、開発者が本当に使えるDAppsを開発することを可能にしています。
ニーズ大の「ランダム生成」
バンドプロトコル(BAND)は、ランダムな結果を生成する機能を持っています。これは、オンラインのゲームや抽選などで重要な役割を果たします。
例えば、オンライン宝くじを考えてみましょう。参加者が入札金を支払うと、結果はランダムに決まり、その結果に応じて賞金が与えられます。このランダムな結果を作り出すことができるのがバンドプロトコル(BAND)の機能の1つです。
ランダムを生成する機能は、セキュリティの観点からも非常に重要です。結果が予測できてしまうと、たとえばゲームのガチャなどをハックすることができてしまうため、分散型のランダム生成は需要が高いのです。
そのため、バンドプロトコル(BAND)はランダムな結果を必要とする仮想通貨プロジェクトにとって重要な役割となっています。
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バンドプロトコル(Band Protocol/BAND)の将来性は?
バンドプロトコル(BAND)の将来性を以下のポイントにまとめましたので、詳しくみていきましょう。
バイナンスが「出資」と「IEO」を実施
バンドプロトコル(BAND)は、世界的な仮想通貨取引所であるバイナンスから出資を受けているということは、私たちからみても分かりやすい信頼性の裏付けとなっており、将来性は大いに期待できるといえます。
バンドプロトコルはさらに、バイナンスが実施する「IEO(Initial Exchange Offering)」という形式で資金調達も行っています。
バイナンスIEOは、バイナンスが新規プロジェクトを支援するための方法で、バイナンスが仮想通貨を厳選し、その上でユーザーに対して販売を行います。
バイナンスでIEOが行われたということは、バンドプロトコル(BAND)がトップクラスに厳しいバイナンスの審査を通過したという証拠でもあります。
バンドプロトコル(BAND)はGoogle Cloudと提携に成功
バンドプロトコル(BAND)は、あのGoogleのクラウドサービス部門と提携を結びました。
この提携により、バンドプロトコル(BAND)の機能をGoogle Cloudのビッグデータ分析サービスである「BigQuery」が利用することになりました。
「BigQuery」は、大量のデータを分析するGoogleの強力なツールです。具体的に今回の提携で、バンドプロトコル(BAND)が提供する金融データがGoogle Cloudの機械学習機能でリアルタイム分析されたうえでBigQueryで使えるようになるとのことです。
Googleは全世界で広く認知されている大企業であり、そのクラウドサービス部門と提携することで、バンドプロトコルの技術が高い評価を受けていることが示されます。
これは、バンドプロトコル(BAND)にとって大きな前進であり、その将来性を強く証明しています。
バンドプロトコル(BAND)のオラクルの需要が大きい
バンドプロトコル(BAND)が分散型オラクルの需要は大きいため、将来性は高いといえます。
バンドプロトコル(BAND)は175以上の仮想通貨の価格情報や、20以上の外国為替レート、さらには商品の価格など、リアルタイムの価格データを提供しています。
考えてみてください。
あなたがブロックチェーンアプリケーションを開発していて、その中でビットコインやイーサリアムといった仮想通貨の現在の価格を知りたいとします。でも、ブロックチェーンは基本的には閉じたシステムなので、これらの情報を直接取得することはできません。
このような絶対に欠かせない情報のために、バンドプロトコル(BAND)が役立ちます。
バンドプロトコル(BAND)は、DAppsの利便性を大幅に向上させることができます。これがバンドプロトコル(BAND)のオラクルが広く求められている理由です。
「BAND」トークンの需要が高まりやすい設計
バンドプロトコルでは、BANDという仮想通貨(トークン)が中心的な役割を果たしています。ではなぜ、BANDには価値があるのでしょうか?
まず、バンドプロトコル(BAND)のシステムを管理する役割を果たすのが「バリデーター」です。
そのバリデーターがシステムを正しく運用するためのインセンティブとして、BANDトークンが使われます。バリデーターはBANDトークンを「ステーク」(賭けるような形で預ける)し、データリクエストの処理やブロック生成の権利を得ます。
その労働の対価としてBANDトークンの報酬を受け取ることができます。
このようなステーキングの需要があるため、バンドプロトコル(BAND)をほしいと思う人も多く、価値も保たれやすい設計となっています。
バンドプロトコル(BAND)はDApps運営の低コスト化が可能でニーズが高い
バンドプロトコル(BAND)は、DAppsの開発者にとって、運用コストを大幅に削減するための手段にもなるため、将来性が高いです。
バンドプロトコル(BAND)を使わない場合、大量のリソース(電力や計算能力など)を消費する作業も、スマートコントラクトプラットフォームからバンドプロトコル自体に移行することで、運用コストを削減できます。
特に、バンドプロトコル(BAND)は「外部からデータを取得して集約する」作業を請け負います。通常、この作業は非常にリソースを消費するので、バンドプロトコルに投げてしまうのが早いし、安いのです。
「コスト削減」は開発者にとって死活問題なので、バンドプロトコル(BAND)のニーズは高いといえます。
バンドプロトコル(BAND)は豊富な採用実績がすでにある
バンドプロトコル(BAND)は、信頼性の高さと実績が豊富なブロックチェーンです。2020年10月にスタートして以来、多くの人々がバンドプロトコル(BAND)を様々な用途に利用してきました。
たとえば、
といった幅広い仮想通貨系のアプリケーションで使われています。
さらに、バンドプロトコル(BAND)は「現実世界の保険」の領域にも進出しています。ブロックチェーンを利用して現実世界の保険商品をデジタル化し、管理するための新しい方法の1つです。
このようにバンドプロトコル(BAND)は様々な用途で利用され、その信頼性と実績が認められている数少ない仮想通貨だといえます。
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バンドプロトコル(Band Protocol/BAND)の運営会社、メンバー
バンドプロトコル(BAND)は、非常に経験豊かな開発者チームによって設立されました。
バンドプロトコル(BAND)の運営陣は以下のように、それぞれが異なる背景と豊富な経験を持つ有能な人物で構成されています。これがバンドプロトコルが世界的な規模で活動し、多くの人々から信頼されている理由の1つですので、主なメンバーを順番に解説します。
Soravis Srinawakoon氏(CEO兼共同創設者)
CEO兼共同創設者のソラヴィス・スリナワクーン氏は、スタンフォード大学でコンピュータサイエンスの学士号と管理科学&エンジニアリングの修士号を取得し、ボストンコンサルティンググループでの経験を持ちます。彼はその業績から「フォーブスの30歳以下の30人」にも選ばれています。
Sorawit Suriyakarn氏(CTO兼共同創設者)
CTO兼共同創設者のソラウィット・スリヤカーン氏は、マサチューセッツ工科大学(MIT)で電気工学とコンピュータサイエンスの学士号および修士号を取得し、ハドソンリバートレーディングとクオラでの経験を持つほか、Dropboxでも働いていました。
Paul Nattapatsiri氏(CPO兼共同創設者)
PO兼共同創設者のポール・ナッタパットシリ氏は、旅行レビューサイトのTripadvisorとスポーツアプリのTurfmappでの経験を持ちます。さらに、彼は2013年以降に80万人以上のユーザーを持つ仮想通貨ゲームを制作してきました。
バンドプロトコル(Band Protocol/BAND)の価格チャート推移
バンドプロトコル(BAND)は2020年頃には約0.5ドルで推移していましたが、一時には10ドルを超える急騰をみせた局面もあります。2023年現在では、1.2ドル付近で推移しています。
以下、年単位のBANDの米ドル建ての価格チャートです。
2020年1月~12月(BAND/USD)
2021年1月~12月(BAND/USD)
2022年1月~12月(BAND/USD)
2023年1月~現在(BAND/USD)
BANDの今後の価格はどうなる?
バンドプロトコル(BAND)にはステーキングという保有しているトークンを特定の場所に保管(ステーキング)することで、報酬を得るシステムがあります。
BANDトークンは「インフレトークン」として設計されていて、BANDの量は時間とともに増えます。この増加率、すなわちインフレ率は年間7%から20%と定められています。
そして、この新しく生まれるBANDトークンはステーキングを行っているユーザーに分配されます。
そう考えると、バンドプロトコル(BAND)から得られるリターンは価格チャートだけでは判断しにくく、実際の値動きよりもホルダーはかなり多くのリターンを得ていることになります。
BANDトークンの市場価格だけを見ると冴えない値動きですが、実際にはバンドプロトコル(BAND)は好調に推移しているといってよく、今後もその流れは続くのではないかと考えられます。
バンドプロトコル(Band Protocol/BAND)の買い方・取引所での購入方法
仮想通貨バンドプロトコル(BAND)のベストかつ、もっとも手っ取り早い買い方は以下のステップとなります。
順番に解説します。
買い方手順①コインチェックでXRPを買う
仮想通貨BANDは、送金手数料の安い仮想通貨XRP(リップル)を経由して購入すると節約になるため、仮想通貨取引所でXRPを入手しましょう。
稼いだ仮想通貨を日本円に交換するためにも、あらかじめ国内の取引所を開設しておくと便利です。
XRPが購入できるコインチェック(Coincheck)の登録がお済みでない方は、以下より口座開設を先に済ませます。
上記で口座開設と、コインチェックへの日本円の入金を済ませたら、コインチェックでXRPを購入します。
コインチェックにログイン後、①販売所をクリック、②XRPを選択、③購入するXRP量を入力、④購入するをクリックしてください。
買い方手順②Gate.ioにXRPを送る
次に、海外取引所Gate.io(ゲート)へXRPを送金します。
Gate.ioは、BANDの購入に必要なため、まだGate.ioの口座をお持ちでない方はGate.io(ゲート)公式サイトより開設しておきましょう。
次に、コインチェックにログインし、「暗号資産の送金」をクリックします。続けて「送金する通貨」「送金先」「送金目的」「送金額」などを入力していきます。完了したら、最後に「次へ」を押しましょう。
なお、上の画像の「送金先」には、Gate.ioの入金アドレスをコピー&ペーストで入力してください。
Gate.ioの入金アドレスを取得するには、Gate.ioにログインします。
そして、「ウォレット」→「クラシック口座」→「現物口座」をクリックします。
以下の画面になるので、「入金」をクリックします。
オンチェーン入金を選択し、「入金」ボタンをクリックしましょう。
最後に、「通貨」メニューから入金したい通貨を選択し、その通貨のブロックチェーンネットワークを選択します。その後、入金アドレスをコピーします。
買い方手順③Gate.ioで仮想通貨BANDを購入する
Gate.ioで画面上部の「取引」をクリックし、「現物取引」を選択すると表示される「検索」の窓で通貨ペアを探します。ここで、XRPをBANDに交換しましょう。
XRP→BANDは直接的には交換できないので、まず「XRP/USDT」でUSDTに交換してから、「BAND/USDT」の通貨ペアでBANDに交換すれば完了です。
バンドプロトコル(Band Protocol/BAND)まとめ
今回はバンドプロトコル(BAND)とはどのような仮想通貨なのかや、特徴、将来性、取引所での買い方について解説してきました。
仮想通貨バンドプロトコル(BAND)のベストかつ、もっとも手っ取り早い買い方は以下のステップとなります。
バンドプロトコル(BAND)は、仮想通貨・ブロックチェーンの世界で「情報の伝達役」という欠かせない役割を果たすものです。
これが、「分散型オラクル」サービスです。
バンドプロトコル(BAND)がこれからどんどん成長していくと期待される理由は数多くあります。
今後、世界中でますます多くの人々や企業がブロックチェーン技術を使うようになると、「現実世界の情報」を「ブロックチェーン」の世界に持ってくる必要が増えてきます。
実際、バンドプロトコル(BAND)は、大手企業のGoogle Cloudと提携しています。
この例のように、今後は仮想通貨BANDの需要が高まっていくでしょう。
もしあなたもバンドプロトコル(BAND)の将来性に共感したら、ぜひ海外取引所でBANDを取引してみてくださいね!
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