あなたは、以下のような疑問はありませんか？
この記事では、上記のような悩みについてお答えしていきます。
最近では、様々なものがNFTとして売買されており、アートや音楽、スポーツのトレカなどだけでなく、動画、GIF、バーチャルランドなど、さまざまなものがNFTとして売れるようになっています。
私は「NFTアーティスト」というと大げさですが、多くのNFT作品をOpenSeaなどに出品してきましたが、NFTには稼ぐチャンスが多いと考えています。
そこでこの記事では、NFTで売れるものの具体的な例と、それらを販売する方法について解説します。
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NFTで売れるものとは？【何でも売れる】
NFTは、「ほとんど全部のデジタルデータ」を何でもNFT化して売ることができます。
もちろん流行っているNFTには一定の共通点があり、オリジナリティや価値を持ったデジタル資産と紐付いていることが求められますが、出品するだけならほとんど制限はありません。
ただしNFTの使うOpenSeaで売れるものには、以下のファイル形式の制限があります。
とはいえ多くのファイル形式に対応しているので「デジタルデータなら何でも売れる」ものと考えて問題ありません。
以下、NFTで売れるものの一覧を解説していきます。
イラストNFT（NFTアート・NFTコレクション）
イラストは、NFTで売買されることがもっとも多いデジタル資産のひとつです。
イラストNFTの保有者は、NFTアーティストが認めた範囲内で権利を確立することができ、それをオンライン上で自由に売ることで取引が可能になります。
イラストNFTの良い例としては、小学3年生が夏休みの自由研究で作ったNFT「Zombie Zoo」があります。
子供が作ったことで話題性が高く、作った過程までエモーショナルな要素が強いため、取引総額数十億円以上に達するなど人気が高まりました。
イラストNFTは、イラストを描ける人なら、そのイラストをデジタルデータとしてNFT化し、オンラインのOpenSeaなどのNFTマーケットプレイスで出品するだけなので簡単です。
スキルがなくても、作り手が自分の作品にストーリーや価値を与えたり、NFT投資家が特別な意味を感じてくれると、驚くほど高額な販売価格がつくことがあります。
日本国内ではイラストNFTが人気となっており、国内人気NFTランキング上位を独占していることがあります。日本アーティストやイラストレーターたちは世界のNFT市場からも注目されています。
特に、日本は漫画やアニメなど、独自の文化を持っており、イラストNFTも人気が高い傾向がありますので、チャンスといえますね！
音楽NFT
音楽NFTは、作曲家や音楽プロデューサーなどが自分たちの音楽作品をNFT化し、OpenSeaなどのオンラインのNFTマーケットプレイスで販売したものです。
音楽NFTを買った人以外も「音楽そのもの」は聞けますが、NFTを買った人は作家が認めた範囲内のオリジナルの権利を得ることができます。
音楽NFTの所有権を得ることで、たとえば、オンライン上でのストリーミングやダウンロードなどが可能になる場合があります。また、NFTを持つことで、その音楽のオーナーとして、デジタルコレクションとして楽しむことができます。
音楽NFTの有名な事例として、仮想通貨に関する発言や投資によって、仮想通貨市場に大きな影響を与えてきたイーロンマスク氏の音楽NFTがあります。
上記の音楽NFTは、入札額が100万ドル（約130億円）を突破。
作品は動画も含まれていて、ダイヤモンドの手、ドージコインを思わせる柴犬、月、「HODL（長期投資」の文字がありますが、音楽もこの作品の大きな役割となっています。
写真NFT
写真NFTは、実はNFT市場において人気のジャンルです。
多くの写真家やアーティスト、そして素人が、自身の作品をNFTとして販売することにより、高額な販売価格を得ています。
写真NFTは、絵が描けない人でも参入することができるNFT市場です。なにせ、写真を出品するだけで、NFTとして販売することができます。
写真NFTの成功例としては、「ゴザリ」さんがあります。
ゴザリさんは、インドネシアの普通の大学生ですが、自画像をひたすらに出品することでなぜか突如のブームとなり1億円以上を売り上げました。
写真NFTは、そのオリジナリティーや芸術性によって価値が決まると言われています。写真NFTの価値は、その作品の美しさや独自性に加え、その作品を持つことがステータスになる必要があると思われています。
しかし、写真NFT市場において、高価格で取引された作品は、必ずしもプロの写真家によるものばかりではありません。素人でも高く売れることがあるのでチャレンジしてみましょう。
動画NFT
動画もNFTとして出品することができます。
動画NFTは、映像コンテンツをNFTとして販売することで、NFTの所有者は作者が認めた範囲内で、映像の所有権を得ることができるようになります。
動画NFTは、様々なジャンルの映像コンテンツがNFTとして販売されています。
など、多様な動画NFTの売れるジャンルがあります。
とはいえ、iPhoneで撮影した動画でも、NFTとして出品することが可能です。
プロのカメラを使わなくても、独自の視点やアイデアを持った作品が高値で取引されることがありますので、スマートフォンで撮影した動画でも高値で取引される可能性があります。
記念NFT
NFT市場において、「記念となる作品やデジタルデータ」は高値で取引される傾向があります。
これは、記念となるデジタルデータが重要な意味を持つ場合に限りますので再現性は低いですが、ただのデータがNFT化するだけでとんでもない価値を見出す可能性があります。
たとえば、記念NFTとしては、ツイッター社の元CEOジャック・ドーシー氏の2006年3月22日のツイートが挙げられます。
これは「世界初のツイート」であり、日本円にして約3億円でNFT化され、実際に売れました。
これに学べば、あなたの「初めてのデビュー作」や貴重な初期の作品などもNFT化して販売することができます。また、アーティストがNFT化に初めて挑戦する場合も、「NFTに参入」として話題になり、高額な取引が成立することもあります。
権利NFT
実は、NFTを購入したからといって、そのNFTと紐付いた作品の著作権や商標権、利用権などの権利を必ず取得できるわけではありません。
しかし、特にゲーム内のアイテム、メタバース内のアイテムとして発行されたNFTは、NFTの保有者に対して、実質的な権利が保証されることがあります。
STEPN（STEPN）は、ゲーム内でスニーカーNFTを販売しています。このスニーカーを持っているとスニーカーの性能に応じてより多くの仮想通貨を「歩いて稼ぐ」ことが可能です。ゲーム内の設計により、「歩いて稼ぐ」権利がNFTで得られます。
The Sandboxでは、ゲーム内のメタバースの土地NFT（LAND）を販売しています。この土地NFTを持っていると、その土地に様々なコンテンツを配置し、土地の権利者として収益を狙えます。つまり、「土地NFTは土地の権利を得る」ためのNFTといえます。
そして今後は、実際の不動産（リアルな建物や土地など）がNFT化される可能性があります。
実際に、海外では既に、不動産に関連するNFTが発行されており、不動産市場において大きな変革がもたらされることが期待されています。
NFTは本来は売れるもの！売れるNFTを作る方法
NFTは本来、正しく売れば売れるものです！
そこで、売れるNFTを作る方法として、
の5つのポイントを順番に解説します。
唯一無二を売る
NFTの価値は、唯一無二のデジタルデータにあります。
つまり、NFTと紐付けられたオリジナルの作品も1つである必要があります。
フリー画像もNFT化できますが、価値が出ない可能性が高いです。なぜなら、NFTの元となる作品がオリジナルでない場合、同じ作品を持つ他の人が誰でもNFT化できてしまいます。ですので、どんな作品でもNFTによって価値が高められるわけではありません。
そのため、NFTで表現される作品は、あなただけが権利を持っている、唯一無二のものであるほうが価値が付きやすいです。
NFT界隈のトレンドに乗る
NFTにはさまざまなジャンルがあり、時期によってどれが流行るかというとトレンドがあります。
まずは代表的なNFTのジャンルを抑えておきましょう。
NFTクリエイターの多くがチャレンジしているのが「イラスト系」ですが、イラスト系の中でも「絵柄」や「コンセプト」などによってトレンドがあります。
国内NFT取引量ランキングというサイトがあります。
これをチェックし、どんなNFTが日々上位なのかをチェックするくらいはしておくのがいいでしょう。
NFT界隈のトレンドに乗ることは、NFTを高く売るための有効な戦略のひとつです。NFT市場は常に変化しており、トレンドに乗ることで需要が高まり、NFTが高く売れることがあります。
コンセプトに統一感を出す
コレクター心理をくすぐるためも、NFTコレクションには統一感を持たせる必要があります。
NFTの売買においては、コレクター心理をうまく刺激することが重要です。
そのため、デザインやテーマなどに一貫性を持たせることが求められます。
コレクションを買ってもらうには、そのNFTコレクションのファンになってもらう必要があります。つまり、そのコレクションを購入する人々は、そのコンセプトに共感しているのです。不純物が混じるとコンセプトが薄まってしまうので、統一感を持たせることはNFTを売る上で非常に重要な要素のひとつです。
マーケティングに注力する
NFTの売れ行きは、マーケティングに大きく影響されます。
NFTのマーケティング戦略は、具体的に以下のような方法があります。
上記の方法は、NFTを販売する上での一例ですが、自分の作品や目的に合わせて、独自のマーケティング戦略を構築してみてください。
マーケティングが得意でない場合、自分で行うのは難しいかもしれません。その場合は、NFTマーケティングのプロに依頼することも選択肢となります。
NFTを本気で始めるなら、NFT界隈のインフルエンサーと組むことも、作品認知のスピードを高めてくれます。
国内NFTの成功例に学ぶ
日本でNFTを売りたいなら、日本で成功しているNFTを参考にすることは、NFTを売る上で非常に有益です。
たとえばCryptoNinja（クリプトニンジャ）や世界最大のDAO「Ninja DAO」を手がけたイケハヤ氏は、独自の手法を用いて、NFTを販売して成功しました。
この手法は、今ではNFT界隈では常識になりつつありますが、ざっくりいえば、
というもので、特にNinja DAOは、イケハヤ氏がNFTのマーケティングの要にしているものです。
国内でNFTを売る上で絶対に参考にしたい動向といえます。
あなたのNFTが売れるか気軽に試してみよう
NFTは市場の動向が急速に変化しているため、どんなNFTが次に高値で売れるかは予想がつきません。
初めてNFTを出品する人にとっては、出品すること自体が難しく感じるかもしれませんが、「ダメもと」で気軽に出品することをおすすめします。
NFTの市場はまだまだ拡大しており、今後も需要が高まる可能性があります。
そんなNFT市場で作品を出品することは、新しい可能性を秘めたチャレンジでもあります。
初めてNFTを出品する人にとっては、どんどんチャレンジしていくことが何より大切ですよ！
OpenSea（オープンシー）でNFTを売る方法・販売手順
OpenSeaでNFTを売る方法、以下の簡単な3ステップです。
①コインチェックでイーサリアムを買う
NFTは、仮想通貨イーサリアム（ETH）のガス代を元に送信したり取引したりすることになるため、仮想通貨取引所でイーサリアムを入手しましょう。
イーサリアムが購入できるコインチェック（Coincheck）の登録がお済みでない方は、以下より口座開設を先に済ませます。
上記で口座開設と、コインチェックへの日本円の入金を済ませたら、コインチェックでイーサリアムを購入します。
コインチェックにログイン後、①販売所をクリック、②ETHを選択、③購入するETH量を入力、④購入するをクリックしてください。
②メタマスクにイーサリアムを送る
次に、メタマスク（MetaMask）ウォレットへイーサリアムを送金します。
OpenSeaではメタマスクを接続してNFTを取引する形になるため、まだメタマスクをお持ちでない方は「chrome ウェブストア｜MetaMask」よりGoogleクロームにメタマスクをインストールしましょう。
次に、コインチェックにログインし、「暗号資産の送金」をクリックします。続けて「送金する通貨」「送金先」「送金目的」「送金額」などを入力していきます。完了したら、最後に「次へ」を押しましょう。
なお、上の画像の「送金先」には、以下の画像のメタマスクの赤枠部分を押してコピーできるウォレットアドレスを入力してください。
③OpenSeaでNFTを出品する
世界最大かつ定番のNFTマーケットプレイス（交換所）であるOpenSeaにアクセスします。
以下の画面で、右上の財布マークをクリックし、開いたタブから「MetaMask」を選び、メタマスクをOpenSeaと接続します。
これでOpenSeaでNFTで売るための準備は完了です。
NFTで売れるものに関するよくある質問
NFTで売れるものに関するよくある質問の一覧です。
もっともよく売れるものをNFTで売りたいのですが、何がありますか？
とにかくNFTを出して何が売れるか見極めましょう。
NFTを売る上で重要なのは、継続的に出品を続け、市場の動向を見極めることです。
NFTを億単位で売り上げた成功者は、出品する作品や販売戦略を継続的に変えて、需要に合わせた最適なNFTを作って、マーケティングも工夫しました。
ですので、「何がもっともよく売れるか」だけを考えると失敗するので、気軽に出してみて様子をみてみましょう！
NFTを売って稼いだことが誰かにバレますか？
バレないのでご安心ください。ブロックチェーン上で記録が公開されますが、販売者の個人情報は公開されないため、誰がNFTを販売したかはわかりません。
SNSやブログなどでウォレットアドレスと個人情報を紐付けるような内容を自分で公開しないように気をつければ大丈夫です。
「NFTで売れるもの」まとめ！結論、何でも売れる
今回は、「NFTで売れるものとは？」という内容を解説しました。NFTは、「ほとんど全部のデジタルデータ」を何でもNFT化して売ることができます。
OpenSeaでNFTを売る方法は、以下の簡単な3ステップです。
NFTはまだまだ発展途上の市場ですが、その成長に伴い需要も高まっています。
NFTを販売することで、新たな収益源を得ることができるため、多くの人がチャレンジしています。
数億円を稼げるチャンスもありますし、本業を超える収入を実現したNFTクリエイターは国内にも多数いるので、ぜひあなたもチャレンジしてみてくださいね。
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